三次ゆりか
三次ゆりか

みなさまこんにちは。
江東区議会議員の三次ゆりかです。

三次ゆりか
三次ゆりか

2025年がスタートしました。
皆さまは年末年始に充実した日々を過ごせましたでしょうか?

私のお正月はというと、特に旅行や遠くへ遊びに出かけるでもなく、お気に入りの漫画を読むなりしてゴロゴロとしながらゆったりと過ごしていました・・・。

今年の議員活動をしっかりと行うために、英気を養う期間であったとポジティブにとらえています(笑)

複数人で引いたおみくじ

獅子舞

袴を着たロボット

江東区新年賀詞交歓会の舞台

さて2025年最初のブログでは、今年1年を通じて私が特に注力していきたい政策課題について、お話ししたいと思います。

「ゴミ」を「資源」として捉えられる取り組みの強化

以前より関心を持って取り組んでいる環境問題ですが、特に「ゴミ問題」については、改めてその名称や意識改革が必要だと感じています。

昨年のとある日、区の清掃リサイクル課の課長にお会いした際、「ゴミではなく資源と呼んでいくべきだ」という内容の雑談を交わしました。

確かに、区の資料にも「ゴミレポート」や「ゴミ処理」と書かれていますが、本来は資源循環の観点から考えるべきです。この点について、温暖化課長や環境部長とも議論し、今後の政策に反映させるべきだと確信しました。

具体的にいえば、清掃リサイクル課が作成するパンフレットも「資源レポート」などに名称変更し、市民の意識改革を促すべきではないかと考えています。言葉一つをほんの少しでも変えるだけで、人々の意識は変わるものです。

さっそく2月の予算委員会では、こうした名称変更を提案していきたいと思っています。

江東区でチャイルドデスレビュー(CDR)の導入を目指す

もう一つ、今年最も力を入れて取り組みたいのが「チャイルドデスレビュー(CDR)」の導入です。子どもの死亡事故を未然に防ぐためにも、過去の事例を検証する仕組みづくりは不可欠だと考えています。

国政レベルでは山田太郎議員が中心となって、CDRの実現に向けた取り組みを進めています。

江東区でも独自にデータを集め、子どもの安全対策をさらに強化していきたいものです。

今年1年間でCDRの枠組みをしっかりと確立できるよう取り組みを強化し、区内の子どもたちの命を守るために尽力していきます。

学校制服のリサイクルと校則見直しを推進

環境問題と教育政策の両方に関連する課題として、「学校制服のリサイクル」も今年の重点項目として考えています。現在、区内の多くの学校では制服を使用していますが、リサイクルの仕組みは不十分です。

なかでも障壁となっているのが、たとえば体操服やジャージなどに「刺繍で名前を入れる」慣習です。

多くの方にも経験したことがあるかと思いますが、学校で着用する体操服やジャージには名前を刺繍しなければならなかったものです。この慣習は、いまもほとんどの学校で続いています。

刺繍があると、卒業後や転校する場合など、着用の機会がなくなった場合に単なる不用品となってしまいます。もしもこの刺繍がなければ、これから入学される子どもたちに譲り渡すことができる、「学校制服のリサイクル」が実現できると思いませんか?

刺繍はリサイクルの妨げとなるため、学校側と協議しながらこの慣習の見直しを進めていきたいと思っています。プライバシー保護の観点からも、学校制服に名前を入れるルールは撤廃するべきではないでしょうか。

もちろん制服だけではなく、学用品などへの記名も不要にしてしまえば、学校の備品として長い期間にわたって再利用できるはずです。

また学校の校則についても、より合理的なものにするための議論が必要です。

昨年から「校則の見直し」について提言してきましたが、例えば髪型の制限や制服の着用ルールなど、時代に合わない規則は撤廃すべきだと考えています。今年はさらに具体的な提案を行い学校環境の改善に努めていきたいものです。

また、そもそも校則は生徒会を中心に、生徒の皆さんが主導して変えられるものでもあります。今の校則には不満があるけど、あと1年、2年で卒業だから我慢しようなどと諦めずに、ぜひ生徒の皆さんが行動に移して変化を起こしていってほしいとも願っています。

制服リサイクルのイメージ画像

幼稚園への入園問題と教育環境の改善

江東区では、特に豊洲地域で幼稚園の入園競争が激化しています。

3歳児保育を実施している区立幼稚園が限られているため、抽選で入園できない子どもが出てしまう状況です。

たとえば、あるご家庭では3人兄弟のうち、上の2人は同じ幼稚園に通えたものの、3人目の子が抽選で落選し、補欠順位も後ろの方というケースがありました。このようなケースを考慮し、幼稚園に入れない子どもの受け皿を作る必要があります。

教育委員会と連携し、こうした問題に対して具体的な解決策を模索していきます。

また、不登校問題についても引き続き取り組み、不登校の子どもたちの要因分析と支援策の強化を進めていきます。支援策の一例としては、発達障害の子どもたちの不登校を未然に予防するため、移動支援用具としての特殊な抱っこ紐の導入があります。発達障害の子どもは、このようなちょっとした支援用具を使用するだけでも、落ち着きを取り戻し、少しづつながらでも学校生活に慣れていくことができるものです。

江東区では、数年前からこうした抱っこ紐の導入を推進していますが、都内にはいまだに未導入になっている区が4区あります。不登校になってからの支援ももちろん大事です。しかし、それを未然に防ぐための策はもっと大事であると思っていますので、補助金を出すなどして、積極的に支援用具の導入を進めてほしいと強く思っています。

抱っこ紐をする親子の影

議員活動外での私の新しい挑戦

議員活動外では、新たな挑戦として動画編集サービスを開始しました。

このサービスは、特に地方議員の皆さんに向けて提供しています。政治活動や地域づくりに必要なコンテンツ作成を支援できるように、視覚的なメディアの力を活用しています。地方議員の活動がより多くの人々に伝わるよう、動画編集を通じてサポートしています。

また、別の新しいプロジェクトとして、豊洲にフォトスタジオをオープンしました。

このフォトスタジオでは、特にビジネスや個人のニーズに合わせた写真撮影を提供しており、クライアントの大切な瞬間を美しく収めることができます。

それから、最近では洋服のお譲り会も始めました。

環境に配慮し、またファッションに敏感な方々にとって、手軽に衣類の譲り合いができる場を提供しています。ファッションとサステナビリティの重要性を感じており、少しでもその輪を広げられたら嬉しいと思っています。

そして、これから新たに「子ども食堂」をスタートさせる予定です。

地域の子どもたちに、心温まる食事を提供することで、少しでも力になれたらと考えています。地域密着型の活動として、もっと多くの子どもたちが笑顔で過ごせる場所を作っていきたいです。

まとめ

2024年は、「ゴミ問題」改め「資源問題」、チャイルドデスレビュー、学校制服のリサイクル、幼稚園の入園問題、不登校対策など、多くの課題に取り組んでいきます。

一つひとつの課題は、地域に暮らす皆さんの声から生まれたものです。引き続き、皆さんのご意見を大切にしながら、より良い江東区を目指していきます。

本年も三次ゆりかをどうぞよろしくお願いいたします。

笑顔の三次ゆりか