三次ゆりか
三次ゆりか

皆さんこんにちは。三次ゆりかです。

三次ゆりか
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今年の夏も終盤を迎えています。
そうはいっても日中はまだまだ日差しが強く、夜も汗ばむような毎日。

天気予報によれば、10月頃までは厳しい残暑が続きそうとのことでしたので、本格的な秋の訪れはもうしばらくおあずけなのでしょう。

数年ぶりに戻ってきた江東区の夏の風物詩

さて、江東区の夏はというと、今年は江戸三大祭りのひとつである「深川八幡祭り」の本祭りが6年ぶりに開催されました。

本祭りは3年に1度の間隔で開催されてきたのですが、前回開催されるはずであった2020年は新型コロナの感染症拡大の影響で中止に。2017年以来、久しぶりに江東区の夏の風物詩が戻ってきたことになります。

開催期間は、8月11日〜15日。通称「水かけ祭り」とも呼ばれる本祭りでは、観客の皆さんが沿道から神輿の担ぎ手に向かって豪快に清めの水を浴びせるほか、一部の箇所では地域の消防団によって放水されるのが恒例です。

ずぶ濡れになった観客や担ぎ手の皆さんの、熱気と笑顔と爽快感に包まれた光景を目にしながら、「ようやく江東区らしい夏が戻ってきたのだな」と感じずにはいられませんでした。

私個人はというと、長女が本祭りで手に金棒を持ってお神輿を誘導する金棒隊の一員として参加したため、そのサポートで周囲をウロウロ、バタバタと、汗と雨にまみれながら動き回っておりました・・・。

深川八幡祭りの様子1

深川八幡祭りの様子2

また、江東区のもうひとつの代表的な夏の行事である「江東花火大会」も実施されました。こちらは4年ぶりの開催。

長きにわたって、地域の方々で構成された団体によって運営されてきたのですが、高齢化という事情もあり、今年は区が実行委員会を設置して開催しました。会場には、無料席だけでなく有料席を設けるという新しい試みを導入しての開催となり、私もチケットを購入して有料エリアから観覧。来場された約10,000人の方々とともに“新時代の江東花火大会”を思う存分に楽しむことができました。

江東花火大会の様子

大きな混乱さえなければ、次回の「深川八幡祭り」は3年後の2026年、「江東花火大会」は来年も開催されるはずです。新型コロナの感染症拡大によって鎮まり続けた江東区の夏もようやく活気を取り戻し始めました。
これからの夏の訪れが、今から楽しみです。

厚生委員会として港区の児童相談所を視察

議員活動としては、8月8日に港区の児童相談所へ委員会視察にうかがいました。

前回のブログでもお伝えしましたが、私は今期の江東区議会において厚生委員会の委員長を務めており、その取り組みの中でも特に推進しているのが、区によって運営される児童相談所の設置です。

江東区ではこれまで、委員会単位での視察はあまり活発に行われてこなかったのですが、やはり設置の実現に向けては委員会として他区の施設を視察する必要性を強く感じていました。

そこで今回、設置計画の立案に向けた参考とするべく、施設で進められる具体的な支援策や施設内の概要、またそれらについて運営を担当される職員や担当者の方々からお話をうかがうため、厚生委員会のメンバーと区の職員さん数名とともに視察へと出向く運びとなったわけです。

港区児童相談所委員会視察工程表

港区の児童相談所へ委員会視察へ伺った際の様子

開かれた地域に併設された「母子生活支援施設」

港区の児童相談所の正式名称は、「子ども家庭総合支援センター」。「ミナトイク」という愛称を持つ、地上4階建の複合施設です。

「一時保護所」や、18歳までのすべての子どもや子どものいる家庭の身近な相談窓口である「子ども家庭支援センター機能」が併設されているほか、「母子生活支援施設」も併せて設置されています。

「母子生活支援施設」は、DV(ドメスティックバイオレンス)をはじめとして、家庭内に居場所がない、日常に恐怖を感じている母子を迎え入れ、自立に向けた支援を行う役割を担っています。

ちなみに「子ども家庭総合支援センター」は表参道に所在するのですが、私が興味深いのは、そのような秘匿性の強い支援を行う施設が表参道というオープンな地域に設置されているという点。

これについては賛否両論あるかと思いますが、私としては自立を促す支援である以上、多くの人や情報に接しやすいオープンな地域に設置されているほうが自立への近道になるであろうと考えています。

子ども家庭総合支援センター内観1

子ども家庭総合支援センター内観2

港区の児童相談所が進める様々な施策

情報管理の面においては、一定の保管期間を設定している区が多いのに対して、港区では原則としてほぼ無期限での保管をされる方針のようです。

たとえば、児童相談所では子どもからの相談を受ける際に音声を録音するのが一般的なのですが、港区ではこういった記録をほぼ無期限に保管しておき、子どもたちが大人になってからも当時の心境や状況などを確認できるようになっているわけです。

また、「一時保護所」や「子ども家庭センター」、「母子生活支援施設」などと独立した名称が付けられているものの、支援については職員さんや子ども、それに親御さんや先生も加わってのスクリーニング会議を実施するなど、施設全体で連携を取れるような体制が取られています。

そして、もうひとつ私が興味深かった施策が、NPO団体が運営するカフェの併設。港区の「地域に開かれた施設にしたい」という思いから設置に至ったといい、カフェだけの利用も可能なのです。

構想の段階ではパンとスープのみといった具合に、簡単なメニューのみを提供する予定だったようですが、利用客の方々から好評を得たこともあり、今では近隣のカフェにも見劣りしないような素敵なメニューが並んでいます。

地域交流室カフェメニュー表

児童相談所というと、どこか閉塞感の漂うネガティブな印象を持たれる住民の方々も多いのが事実です。しかし、こうした明るい施策を講じることはそのようなネガティブな印象を払拭するとともに、児童相談所の必要性や役割を伝えられる良いきっかけになると期待でき、江東区においても参考にしたい点だと考えています。

【港区子ども家庭総合支援センター】

https://www.city.minato.tokyo.jp/shisetsu/fukugo/fukugo/08.html

【ご案内リーフレット】

https://www.city.minato.tokyo.jp/shisetsu/fukugo/fukugo/documents/230608-rifu.pdf

江東区運営の児童相談所設立実現へ向けて

三次ゆりか
三次ゆりか

さて、今回は港区の児童相談所「子ども家庭総合支援センター」の視察レポートをお伝えしましたが、これは委員会として出向いた視察であり、実際には私も含めた委員会のメンバーが他区の施設へと視察することもあります。

私はこれまでに世田谷区、新宿区(都運営)、江東区(都運営)の児童相談所も視察しており、今後も個人単位、委員会単位を問わず視察を行っていく次第です。

江東区運営の児童相談所設置に向けては、各区の児童相談所の視察を通して得られる知見と見識。さらには、江東区の人口と子どもの割合や土地の選定といった、いくつもの要素や諸課題に対して委員会全体で向き合い、江東区にとって最適な児童相談所はどのような姿であるべきかを入念に検討し、計画を策定していきたいと思っています。