三次ゆりか
三次ゆりか

皆さんこんにちは。江東区議会議員の三次ゆりかです。

先日、子どもたちとともに江東区有明にある「パナソニックセンター東京」内の「AkeruE」に行ってきました。
「AkeruE」は、「ひらめきをカタチにするミュージアム」を掲げた施設で、ものづくり体験やアート鑑賞などができる、様々なワークショップやイベントが実施されています。
大人も子どもも夢中になれること間違いなしですので、ぜひ親子そろってお出かけしてみてください。
【AkeruE公式HP】
https://holdings.panasonic/jp/corporate/center-tokyo/akerue.html

三次ゆりか
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さて今回のブログでは、私も所属する「全国若手議員の会」をはじめとした各団体の目的や活動内容などについてご紹介したいと思います。

「全国若手議員の会」とは?

皆さんは「全国若手議員の会」という団体をご存知でしょうか?全国的にフォーカスされることが少ないため、ほとんどの方が聞きなれない団体ではないかと思います。

「全国若手議員の会」とは、地方若手市区町村議員が所属する党や派閥、それに個人の思想や理念を超えて連携し、地方自治の発展に寄与することを目的に活動している団体です。

入会・在籍の資格があるのは、原則39歳までに初当選した45歳未満の市区町村議会議員。会員それぞれが互いに切磋琢磨しながら、様々な活動を自主的に行っています。

様々な活動を通して真剣に学び、楽しむ交流コミュニティ

三次ゆりか
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と、ここまでは当会の会則をもとに説明してみましたが、少々分かりづらいですよね・・・。

簡潔に紹介すると、「全国若手議員の会」は「地方若手市区町村議員の有志で構成される交流コミュニティ」です。皆さんが学生時代に所属された、部活動やサークルをイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。

具体的な活動内容は、政治のあり方や各自治体における課題、社会問題などについての勉強会や研修をはじめ、各地方への視察や党派を超えた選挙応援、メンバー相互の交流を目的としたレクリエーションを行うこともあります。

「交流コミュニティ」と表現すると少し軟派なイメージを持たれる方もおられるかもしれませんが、「全国若手議員の会」のメンバーは「地方を、社会をより良くしたい」という強い志のもとに集い、政治や社会問題に対して真摯に向き合うと同時に、思いっきり楽しむこともモットーに日々活動しています。

たとえば、直近の大きな催しは、8月21日と22日宮崎県宮崎市にて8月21日と22日に開催された全国総会と研修会でした。

ここでは、当会の次年度体制が決定され、石井めぐみ取手市議会議員が歴代初の女性会長に就任。ほかにも、清山とものり宮崎市長、地域活性化に取り組む田鹿倫基氏、経済動画メディア「ReHacQ」プロデューサーの高橋弘樹氏による講演が行われ、宮崎市政の戦略や政治・行政の課題、メディアの課題や向き合い方などについて学ぶ機会となりました。

全国若手議員の会集合写真

全国若手議員の会の様子

こうした勉強会や研修会では、真剣に見聞きして頭をフル回転させながら取り組むわけですが、時には“ゆるめの雰囲気”でスポーツを楽しむなどの活動もします。

世田谷区での研修に出向いた際には、パラリンピックの競技としてもおなじみであるボッチャの大会が開催され、私も当会のメンバーとチームを結成して参加しました。結果は、議員チームのなかでは私たちが優勝したものの、世田谷区役所の職員さんチームは日頃から練習している“本格派”であり、まったく歯が立たずにボロ負けでした・・・。

ボッチャ大会の様子

創立から30周年。所属する若手地方議員数は600名以上

そんな「全国若手議員の会」ですが、今年で創立30周年を迎えました。

2022年に「全国若手市議会議員の会」という名称から現団体名へと変更されたことから県町村議会議員も入会対象となったほか、今年の3月に実施された地方統一選挙で入会対象となる議員が増加したこともあり、今年度は昨年度から200名以上増え、600名以上の地方若手市区町村議員が所属する団体となっています。

また30周年特別部会も発足し、私はその副部会長のひとりとして記念式典・記念事業の計画立案に携わっています。当会の活動をさらに盛り上げていくために、メンバーそれぞれが気合を入れて新年度に臨んでいます。

【全国若手議員の会公式HP】
https://www.zenwaka.net/

【東京若手議員の会HP】
https://www.wakashigi.tokyo/

地方議員が構成・参加する多種多様な団体

さて、自主的活動が重んじられている「全国若手議員の会」では、メンバーが政治や社会問題に向き合い、専門家を招いての勉強会開催や改善策の提案、協議、共有などをする多種多様な委員会や連盟といった個々の団体も結成しています。

さらに、もともとは「全国若手議員の会」のメンバーによって発足された団体でありながら、その後は当会への所属の有無や年齢、議員歴といった垣根を超えて拡大していくものもあり、私もそのいくつかに所属しています。

たとえば、虐待を受ける子どもや虐待傾向にある親への支援を図る「児童虐待防止プロジェクトチーム」や、ブラック校則の改善や教員による体罰問題の解決を目指す「校則と児童生徒指導を考える地方議員連盟」などがあります。

もちろん、「全国若手議員の会」からの派生ではなく、都道府県を超えた地方議員や民間の方々が中心となって結成した超党派の団体もあり、私も参加しているものがあります。

幼い子どもの重大事故を防止する施策を考える「子どもの事故予防地方議員連盟」や、民間とともにユニバーサル社会の実現に向けた取り組みを検討する「バリアフリーマップ作成委員会」などがこれに該当します。

また、アニメやゲームがお好きな方ならご存知かもしれない「AFEE エンターテイメント表現の自由の会」も超党派であり、私も参加している団体のひとつです。「AFEE」は、日本のポップカルチャーにおける消費者の権利や利益を守ることを目的として、山田太郎参議院議員を中心に立ち上げられた団体。私自身もアニメやゲーム、それにコスプレが好きなこともあり、東京ビッグサイトにて年に2回開催されるコミケ(コミックマーケット)での街頭演説などでは、積極的にお手伝いしたりしています。

【子どもの事故予防地方議員連盟】
https://kodomo-jikoyobo.sub.jp/

【校則と児童生徒指導を考える地方議員連盟】
https://kousokugiren.themedia.jp/

【AFEE エンターテイメント表現の自由の会】
https://afee.jp/

おわりに

国会議員に比べると、私たち地方議員の活動内容が全国へと知れ渡る機会はほとんどありません。全国どころか、各市区町村にお住まいの方々にもあまり知られていないことでしょう。ですので、議会への参加以外に、地方議員がどのような活動をしているのか、どのような場で学んでいるのかを知っていただきたいという思いから今回のブログを書きました。

ご紹介した「全国若手議員の会」をはじめ、私たちは異なる自治体や党派でありながらも、それぞれの理念や目指す政策に応じた団体に所属して繋がり、学び、考え、共有し合い、そこで培った知識や経験を議会で活かしています。

そして、全国の地方議員の皆さんへ。今回ご紹介したもの以外にも、超党派かつ全国規模の団体はたくさんありますので、ぜひ参加してください。地方という枠組みを超えた全国の議員で連携、切磋琢磨しながら共に地方政治を盛り上げていきましょう。