blog

ブログ

blog

blog

私や江東区に関するいくつかの告知と
9月の第三回定例会における質疑応答の内容

告知と9月の第三回定例会における質疑応答の内容

みなさまこんにちは。江東区議会議員の三次ゆりかです。

10月27日には、衆議院議員総選挙が執行されました。

私は今回の選挙戦で、無所属で立候補された須藤元気さんの選挙対策委員会メンバーとして、広報物や選挙カーなどを通じた支援と応援にあたっていました。

須藤さんと私は同じ江東区出身。須藤さんが参議院議員を務めておられたころにご挨拶にうかがったことから縁が生まれ、私の誕生日会にお越しくださるなど、政治活動を含めたさまざまな面で連携してきました。

選挙活動も非常にユニークで、電飾のほどこされた派手な自転車で街を駆け回る姿を目にされた区民の方も多いのではないでしょうか。

残念ながら当選には届かなかったものの、もともとの知名度の高さだけでなく、消費税減税や正規・非正規雇用の格差解消などの公約が評価されたこともあり、無所属ながら当選議員に肉薄するほどの票数を獲得する結果となりました。

須藤さんのストイックでブレない姿勢や、人を楽しませる発想や行動を間近で見続けられた経験は、私の今後の政治活動の糧にもなるであろう実りある宝物です。

三次ゆりか
三次ゆりか

須藤さん、ボランティアのみなさま、ありがとうございました。
そして本当におつかれさまでした。

須藤さんとのツーショット

須藤さんと選挙対策委員メンバー

さて、今回のブログではちょっとした告知や、9月に開かれた第三回定例会のなどについてお伝えしていこうと思います。

FISHBOYさんも来られたバーベキューに参加

三次ゆりか
三次ゆりか

まずは、プライベートでの出来事をひとつ。

9月のとある日に、友人や知人たちが行ったバーベキューに参加したのですが、その場にダンサーや振付師などの幅広い活動をされているFISHBOYさんも来られていました。

FISHBOYさんといえば、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さんの弟さん。気さくな人柄なうえに、話し方はお兄さんそっくりだったのがとても印象的でした。

ミーハー丸出しな私は、もちろんパシャパシャと写真をご一緒させていただいたものです(笑)。

FISHBOYさんとの写真

毎週木曜日21時から実施中のインスタライブと江東区に関する告知

続いては告知をみっつ。

三次ゆりか
三次ゆりか

ひとつは、インスタライブについてです。

東京若手議員の会の役員を務める私と、全国若手議員の会の女性メンバーなどを交えて、毎週木曜日の21時から1時間にわたってインスタライブを実施しています。

政治に関する内容のお話はもちろんのこと、和気あいあいとしたガールズトークのなかで議員の意外な一面も垣間見える(?)かもしれません。

またライブ中にコメントや質問などをいただければ、いただいたテーマにそったお話をしたり質問に答えたりもしますので、お時間があればお気軽に遊びにきてくださるとうれしいです。

過去実施時の告知画像

(こちらの写真は過去実施の告知画像です)

三次ゆりか
三次ゆりか

ふたつめは、江東区役所2階に設置されている売店「るーくる」について。

「るーくる」は、障がい者通所施設のネットワークの拠点として、障がいを持たれる方々の就労支援とともに、自主生産品などの販売促進やPRを目的として運営されている売店です。

こちらで注目していただきたいのが、「OriHime(オリヒメ)」と名づけられた遠隔操作型の分身ロボット

話しかけると、接客や商品説明をしてくれるのですが、このOriHime(オリヒメ)を遠隔操作しているのは、重度障害などによって外出が困難な江東区民の方なのです。

パッと見は少し怖い目つき(笑)をしていますが、話しかけて接客をしてくれるたびに愛着がわいてくる不思議・・・。基本的には、平日の午前11時から午後1時までと、午後2時から3時までの間に稼働しているとのことなので、ぜひ会いにきてどんどん話しかけてみましょう。

分身型ロボットのオリヒメ

画像出典:株式会社オリィ研究所様(https://orylab.com/information/2024/04/01/koto-recruit-2024/

また、前回のブログでも紹介した100%江東区産のハチミツ「百花蜜」も絶賛販売中です。50gと110gの2種類の容量とパッケージラベルがあり、どちらのデザインもとても可愛らしいものですので贈り物としてもおすすめです。

もちろん私も二種類購入しました!

100%江東区産のハチミツ「百花蜜」

三次ゆりか
三次ゆりか

そして最後の告知が、豊洲公園内にオープンしたカフェ「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」について。

建築計画が進められていたころにもこのブログで触れましたが、建築にあたっては区民の一部の方から「景観が損なわれる」「子どもの遊び場や大人の憩いの場が削減されてしまう」 といった声も挙がっていましたし、私としても「がすてなーに」付近などの別のスペースに建てるべきではという思いでした。

ところが、いざ完成しオープンを迎えてみると、木造の建物が周りの緑と調和していることもあって景観が損なわれている印象はなく、区画を上手に活用した設計となっているため、遊び場や憩いの場が失われたわけでもありません

私もさっそくうかがってみましたが、美味しいコーヒーと気持ちのよい空間で清々しい時間を過ごせましたし、公園内はオープン前と変わらず賑わっていました。

これから江東区民の方だけでなく、区外の皆さまにも愛されるカフェになることを願います。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ1

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ2

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ3

タバコ税の認知と理解、税の有効活用に関する質問を実施した令和6年第三回定例会

9月26日に開催された令和6年第三回定例会(令和5年度決算審査特別委員会)にて、私は「特別区たばこ税」についての質問を行いました。

またその質問に先立って、4名の区民の方々と喫煙に関する意見交換会も行いました。

私は以前から“喫煙問題”の改善や解決に向き合い続けていますが、やはり非喫煙者側の主張と喫煙者側の権利のどちらをも尊重した策の立案と施行はなかなかハードルが高く、先は長くなりそうです。

今回は主にタバコ税に焦点をあてるとともに、それに関する認知や理解を区民の方々に求める策、そしてタバコ税を活用した喫煙者と非喫煙者の方々の健康増進事業の提案などを行いました。

以下、担当の課税課長、環境保全課長との質疑応答の内容となりますので、お読みいただき私の考えを認識いただけますと幸いです。

ーーーーーーーーーー

三次: 私からは、特別区タバコ税についてうかがいます。区民の皆様から日々様々なご意見をうかがう中で、タバコに関する声が非常に多いです。

朝、駅で立っていてご意見が多いのはタバコに関することで、路上が喫煙所のようになっているのに何も対応してないないのかとお叱りを受けたこともありますし、三次ゆりかは、タバコに関することを全くやらなすぎるとお叱りを受けたことも多々あります。

三次ゆりか
三次ゆりか

まずは、江東区のタバコ税の推移や傾向をうかがいます。

課税課長: タバコ税の推移と傾向でございます。 過去10年間の収入額で見ますと、平成26年度は 42億900万円あまりでございましたが、その後減少傾向が続いておりまして、令和2年度はコロナの影響もあり36億円余まで減少いたしました。

また、令和3年度からは増加に転じ、令和5年度は40億7700万円あまりとなってございます。

たばこの売り渡し本数で見ますと平成26年度は8億1525万本あまりでしたが、その後減少傾向が続き、令和4年度は6億1721万本 まで減少。令和5年度からは増加に転じ、6億2231万本あまりとなっております。
以上から、売り渡し本数につきましては、直近では社会経済活動の回復などにより増加が見られるものの、長期的に見ますと健康志向の高まりにより減少傾向にあるものと認識をしております。

課税係長
課税係長

一方で、たばこ税の税収につきましては、これまでに実施されたたばこ税の引き上げなどの影響もあり、横ばい傾向にあるものと認識をしております。

三次: 私自身、かつては喫煙者でしたが妊娠を機に禁煙をいたしました。これまで運営に力を入れてきたつもりではありますが、喫煙者のために税金を使うのはおかしいという批判も多くありまして、取り組みが進まない状況に心を非常に痛めております。
そこで、タバコ税の特性について伺いたいと思います。タバコ税は目的税ではありませんが、その一定割合を区独自に喫煙対策や喫煙者の健康増進事業に充当することを検討いただきたいというふうに思っております。この点に関して区の見解をうかがいます。

課税課長: タバコ税の特性ということでございますが、たばこ税につきましては、地方税法上、使途を限定されない普通税となっておりまして、たとえば、限定して目的税にするということになるとなりますと、国において審議の上、法改正が必要になるものと認識しております。

ただ本区として、例えばそういった分煙環境の整備ですとか、そういった事業を推進していくということになれば、普通税として歳入されておりますが、一般財源として そういった事業には充てられていっているものというふうに認識をしているところでございます。

三次: その周知に関してなんですけども、

三次ゆりか
三次ゆりか

このたばこ税が40億もあるこの区の重要な歳入源であることを区民の皆様にもっと周知する必要があると考えております。

先ほども申し上げましたが、 税金を使って喫煙所を作るなんていかがなものかという感じで怒られるので、しっかりタバコ税っていうのがあるっていうことを周知していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

課税課長: たばこ税の税収確保のための周知、PRということでございますけれども、現時点において、本区のたばこ税のホームページがございまして、そこには、区内の小売店においてたばこを購入していただくことで区のたばこ税の増収につながりますという一文を掲載しているところでございます。

23区で見ますと、半分程度の区でそのような同様の趣旨の掲載がされているということは認識しているところでございます。

一方で、規制により健康をやはり損なう可能性もやはりあることから、国民の皆様の健康維持の観点を踏まえますと、

課税係長
課税係長

税務所管としては、現時点ではさらなるPRのということは考えてございませんが、今後の検討課題かというふうに考えております。

三次: 今の答弁で、喫煙により健康を損なう可能性があり、区民の皆様の健康維持ということもありました。そこで、煙の出ない箱型の喫煙所を提案したいです。

たばこ税の歳入は40億円ありますから、箱型の喫煙所設置もできると考えております。あるいは今後、建築物が建つと思うのですが、その建物内には必ず喫煙所を設けてもらうような江東区独自の条例作りをするなど、受動喫煙防止、区民の健康増進をお願いしたいと思います。

環境保全課長: 閉鎖型のですね、基地の整備に関してのご質問でございますが、 他の事例ではですね、民間の消防施設等の設置の際に喫煙所の設備を促進するというような事例があるというふうに認識しています。さまざまな課題もあるということから、本区の基本方針にのっとりまして、引き続き他の事例も参考にしながら、望まない喫煙、受動喫煙防止に向けてですね、施策について検討してまいりたいと考えています。

三次: たばこ税が40億円あり、その中の一部を使っているということも、ぜひ江東区のホームページでPR、周知していただきたいと要望しておきます。私自身、そのタバコのポイ捨てや喫煙所について意見交換をする会というのを5回ほど行いまして、合計で30名弱の区民の方に参加いただきました。

先日も、路上で喫煙している人たちが溜まっている場所を、その方々とツアーをツアー形式に視察し、意見交換をしたところ、たくさんのご意見いただきました。その中のご提案を質問したいと思います。

三次ゆりか
三次ゆりか

路上喫煙マップの作成と、既存である路上喫煙マップもありますが、その作成と周知について、また多言語、日本語、英語、中国語での注意喚起看板の設置について。これらの提案についての区のお考えをお聞かせください。

環境保全課長: まず、 喫煙場所の周知でございますけれども、潮、辰巳、新木場の各駅前の喫煙所につきましては本部のホームページに掲載しております。 また一部の喫煙所につきましては、重点禁煙地区マップがございまして、そちらの方に掲載して周知を行っているところです。

なお、民間で設置した喫煙場所につきましては、構造上、タバコの煙が流れ出て受動喫煙に関する苦情、相談等が寄せられた場所もあることから、区としてはホームページ等での周知は現在行われていないという状況でございます。

環境保全係長
環境保全係長

望まない受動喫煙が発生しない民間の喫煙場所につきましては、区での周知に御協力可能かどうか、そちらについて逐次確認しまして、どのように周知が図られるかどうかにつきまして引き続き検討したいと考えています。

またポイ捨て禁止看板や歩きたばこ禁止等の多言語化でございますけれども、現在、歩きたばこ禁止等のポスターや路面シートにつきましては、インバウンド等の対応のためにすでに対応しているところでございます。

ポイ捨て等の看板につきましては、条例設定当初の古い看板のものは、日本語の初期のものが残っているものございますけれども、看板の設置に合わせて多言語表記が追加できるよう検討したいと考えです。

三次: 検討お願いします。 こちらも意見交換で出たご意見、提案をひとつさせてください。世の中ではDX化が進み、様々な場所でポイントと交換してくれる事業が非常に増えました。 私もポイントを貯め、コンビニでの支払いがポイントで出来た時はとても感動しました。

その仕組みと同様、JTなどと協力してポイ捨て防止も兼ねて吸い殻を集めて交換すると、タバコを買う時のポイントにできないかというご提案でした。タバコを安く買えるようになるのであれば、ポイ捨ても減るだろうし、喫煙者が吸い殻のゴミ拾いをしてくれることになるのではないかと考えます。この提案は物理的に可能だと考えますが、区の見解をうかがいます。

環境保全課長: 街の美化推進につきましては、区民、事業者等の皆様とも共同して行っていく必要があるものと認識してございます。

吸殻等を収集したポイントによるたばこ購入に際してですが、たまるといったものにつきましては、アプリを活用したイベント等での事例については認識しています。ただ、付与につきましては、付与の対象やその方法、実施時期とかポイント還元の方法とか、付与自体の会計上の取り扱いとか、いくつかの課題があるものと考えておりますので、

環境保全係長
環境保全係長

先進自治体の事例等を参考としながら、費用対効果を含めて導入の必要性について慎重に検討したいと考えています。

三次: 課題はそれぞれあると思います。ひとつひとつを議論して解決いただいて、実行してほしいと思います。タバコを吸いたいけど吸えない環境になってしまうというのは、喫煙者の方々の気持ちを考えると良くないというふうに思いますし、タバコ税も減少してしまいます。タバコの煙が嫌いな人も安心して過ごせる江東区を望んでおります。意見交換の中では、「飼い犬の散歩中に、ポイ捨てされた吸い殻を犬が食べそうになったことがある」と数名の方からご意見も出ました。

三次ゆりか
三次ゆりか

江東区では動物、わんちゃんを飼われている方が多いので、動物と人の健康を考慮し、今後もしっかり対応していただきたいと要望します。全力でこの事業を応援したいと思っておりますので、よろしくお願いします。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

私や江東区に関するいくつかの告知と
9月の第三回定例会における質疑応答の内容

告知と9月の第三回定例会における質疑応答の内容

みなさまこんにちは。江東区議会議員の三次ゆりかです。

10月27日には、衆議院議員総選挙が執行されました。

私は今回の選挙戦で、無所属で立候補された須藤元気さんの選挙対策委員会メンバーとして、広報物や選挙カーなどを通じた支援と応援にあたっていました。

須藤さんと私は同じ江東区出身。須藤さんが参議院議員を務めておられたころにご挨拶にうかがったことから縁が生まれ、私の誕生日会にお越しくださるなど、政治活動を含めたさまざまな面で連携してきました。

選挙活動も非常にユニークで、電飾のほどこされた派手な自転車で街を駆け回る姿を目にされた区民の方も多いのではないでしょうか。

残念ながら当選には届かなかったものの、もともとの知名度の高さだけでなく、消費税減税や正規・非正規雇用の格差解消などの公約が評価されたこともあり、無所属ながら当選議員に肉薄するほどの票数を獲得する結果となりました。

須藤さんのストイックでブレない姿勢や、人を楽しませる発想や行動を間近で見続けられた経験は、私の今後の政治活動の糧にもなるであろう実りある宝物です。

三次ゆりか
三次ゆりか

須藤さん、ボランティアのみなさま、ありがとうございました。
そして本当におつかれさまでした。

須藤さんとのツーショット

須藤さんと選挙対策委員メンバー

さて、今回のブログではちょっとした告知や、9月に開かれた第三回定例会のなどについてお伝えしていこうと思います。

FISHBOYさんも来られたバーベキューに参加

三次ゆりか
三次ゆりか

まずは、プライベートでの出来事をひとつ。

9月のとある日に、友人や知人たちが行ったバーベキューに参加したのですが、その場にダンサーや振付師などの幅広い活動をされているFISHBOYさんも来られていました。

FISHBOYさんといえば、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さんの弟さん。気さくな人柄なうえに、話し方はお兄さんそっくりだったのがとても印象的でした。

ミーハー丸出しな私は、もちろんパシャパシャと写真をご一緒させていただいたものです(笑)。

FISHBOYさんとの写真

毎週木曜日21時から実施中のインスタライブと江東区に関する告知

続いては告知をみっつ。

三次ゆりか
三次ゆりか

ひとつは、インスタライブについてです。

東京若手議員の会の役員を務める私と、全国若手議員の会の女性メンバーなどを交えて、毎週木曜日の21時から1時間にわたってインスタライブを実施しています。

政治に関する内容のお話はもちろんのこと、和気あいあいとしたガールズトークのなかで議員の意外な一面も垣間見える(?)かもしれません。

またライブ中にコメントや質問などをいただければ、いただいたテーマにそったお話をしたり質問に答えたりもしますので、お時間があればお気軽に遊びにきてくださるとうれしいです。

過去実施時の告知画像

(こちらの写真は過去実施の告知画像です)

三次ゆりか
三次ゆりか

ふたつめは、江東区役所2階に設置されている売店「るーくる」について。

「るーくる」は、障がい者通所施設のネットワークの拠点として、障がいを持たれる方々の就労支援とともに、自主生産品などの販売促進やPRを目的として運営されている売店です。

こちらで注目していただきたいのが、「OriHime(オリヒメ)」と名づけられた遠隔操作型の分身ロボット

話しかけると、接客や商品説明をしてくれるのですが、このOriHime(オリヒメ)を遠隔操作しているのは、重度障害などによって外出が困難な江東区民の方なのです。

パッと見は少し怖い目つき(笑)をしていますが、話しかけて接客をしてくれるたびに愛着がわいてくる不思議・・・。基本的には、平日の午前11時から午後1時までと、午後2時から3時までの間に稼働しているとのことなので、ぜひ会いにきてどんどん話しかけてみましょう。

分身型ロボットのオリヒメ

画像出典:株式会社オリィ研究所様(https://orylab.com/information/2024/04/01/koto-recruit-2024/

また、前回のブログでも紹介した100%江東区産のハチミツ「百花蜜」も絶賛販売中です。50gと110gの2種類の容量とパッケージラベルがあり、どちらのデザインもとても可愛らしいものですので贈り物としてもおすすめです。

もちろん私も二種類購入しました!

100%江東区産のハチミツ「百花蜜」

三次ゆりか
三次ゆりか

そして最後の告知が、豊洲公園内にオープンしたカフェ「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」について。

建築計画が進められていたころにもこのブログで触れましたが、建築にあたっては区民の一部の方から「景観が損なわれる」「子どもの遊び場や大人の憩いの場が削減されてしまう」 といった声も挙がっていましたし、私としても「がすてなーに」付近などの別のスペースに建てるべきではという思いでした。

ところが、いざ完成しオープンを迎えてみると、木造の建物が周りの緑と調和していることもあって景観が損なわれている印象はなく、区画を上手に活用した設計となっているため、遊び場や憩いの場が失われたわけでもありません

私もさっそくうかがってみましたが、美味しいコーヒーと気持ちのよい空間で清々しい時間を過ごせましたし、公園内はオープン前と変わらず賑わっていました。

これから江東区民の方だけでなく、区外の皆さまにも愛されるカフェになることを願います。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ1

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ2

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ3

タバコ税の認知と理解、税の有効活用に関する質問を実施した令和6年第三回定例会

9月26日に開催された令和6年第三回定例会(令和5年度決算審査特別委員会)にて、私は「特別区たばこ税」についての質問を行いました。

またその質問に先立って、4名の区民の方々と喫煙に関する意見交換会も行いました。

私は以前から“喫煙問題”の改善や解決に向き合い続けていますが、やはり非喫煙者側の主張と喫煙者側の権利のどちらをも尊重した策の立案と施行はなかなかハードルが高く、先は長くなりそうです。

今回は主にタバコ税に焦点をあてるとともに、それに関する認知や理解を区民の方々に求める策、そしてタバコ税を活用した喫煙者と非喫煙者の方々の健康増進事業の提案などを行いました。

以下、担当の課税課長、環境保全課長との質疑応答の内容となりますので、お読みいただき私の考えを認識いただけますと幸いです。

ーーーーーーーーーー

三次: 私からは、特別区タバコ税についてうかがいます。区民の皆様から日々様々なご意見をうかがう中で、タバコに関する声が非常に多いです。

朝、駅で立っていてご意見が多いのはタバコに関することで、路上が喫煙所のようになっているのに何も対応してないないのかとお叱りを受けたこともありますし、三次ゆりかは、タバコに関することを全くやらなすぎるとお叱りを受けたことも多々あります。

三次ゆりか
三次ゆりか

まずは、江東区のタバコ税の推移や傾向をうかがいます。

課税課長: タバコ税の推移と傾向でございます。 過去10年間の収入額で見ますと、平成26年度は 42億900万円あまりでございましたが、その後減少傾向が続いておりまして、令和2年度はコロナの影響もあり36億円余まで減少いたしました。

また、令和3年度からは増加に転じ、令和5年度は40億7700万円あまりとなってございます。

たばこの売り渡し本数で見ますと平成26年度は8億1525万本あまりでしたが、その後減少傾向が続き、令和4年度は6億1721万本 まで減少。令和5年度からは増加に転じ、6億2231万本あまりとなっております。
以上から、売り渡し本数につきましては、直近では社会経済活動の回復などにより増加が見られるものの、長期的に見ますと健康志向の高まりにより減少傾向にあるものと認識をしております。

課税係長
課税係長

一方で、たばこ税の税収につきましては、これまでに実施されたたばこ税の引き上げなどの影響もあり、横ばい傾向にあるものと認識をしております。

三次: 私自身、かつては喫煙者でしたが妊娠を機に禁煙をいたしました。これまで運営に力を入れてきたつもりではありますが、喫煙者のために税金を使うのはおかしいという批判も多くありまして、取り組みが進まない状況に心を非常に痛めております。
そこで、タバコ税の特性について伺いたいと思います。タバコ税は目的税ではありませんが、その一定割合を区独自に喫煙対策や喫煙者の健康増進事業に充当することを検討いただきたいというふうに思っております。この点に関して区の見解をうかがいます。

課税課長: タバコ税の特性ということでございますが、たばこ税につきましては、地方税法上、使途を限定されない普通税となっておりまして、たとえば、限定して目的税にするということになるとなりますと、国において審議の上、法改正が必要になるものと認識しております。

ただ本区として、例えばそういった分煙環境の整備ですとか、そういった事業を推進していくということになれば、普通税として歳入されておりますが、一般財源として そういった事業には充てられていっているものというふうに認識をしているところでございます。

三次: その周知に関してなんですけども、

三次ゆりか
三次ゆりか

このたばこ税が40億もあるこの区の重要な歳入源であることを区民の皆様にもっと周知する必要があると考えております。

先ほども申し上げましたが、 税金を使って喫煙所を作るなんていかがなものかという感じで怒られるので、しっかりタバコ税っていうのがあるっていうことを周知していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

課税課長: たばこ税の税収確保のための周知、PRということでございますけれども、現時点において、本区のたばこ税のホームページがございまして、そこには、区内の小売店においてたばこを購入していただくことで区のたばこ税の増収につながりますという一文を掲載しているところでございます。

23区で見ますと、半分程度の区でそのような同様の趣旨の掲載がされているということは認識しているところでございます。

一方で、規制により健康をやはり損なう可能性もやはりあることから、国民の皆様の健康維持の観点を踏まえますと、

課税係長
課税係長

税務所管としては、現時点ではさらなるPRのということは考えてございませんが、今後の検討課題かというふうに考えております。

三次: 今の答弁で、喫煙により健康を損なう可能性があり、区民の皆様の健康維持ということもありました。そこで、煙の出ない箱型の喫煙所を提案したいです。

たばこ税の歳入は40億円ありますから、箱型の喫煙所設置もできると考えております。あるいは今後、建築物が建つと思うのですが、その建物内には必ず喫煙所を設けてもらうような江東区独自の条例作りをするなど、受動喫煙防止、区民の健康増進をお願いしたいと思います。

環境保全課長: 閉鎖型のですね、基地の整備に関してのご質問でございますが、 他の事例ではですね、民間の消防施設等の設置の際に喫煙所の設備を促進するというような事例があるというふうに認識しています。さまざまな課題もあるということから、本区の基本方針にのっとりまして、引き続き他の事例も参考にしながら、望まない喫煙、受動喫煙防止に向けてですね、施策について検討してまいりたいと考えています。

三次: たばこ税が40億円あり、その中の一部を使っているということも、ぜひ江東区のホームページでPR、周知していただきたいと要望しておきます。私自身、そのタバコのポイ捨てや喫煙所について意見交換をする会というのを5回ほど行いまして、合計で30名弱の区民の方に参加いただきました。

先日も、路上で喫煙している人たちが溜まっている場所を、その方々とツアーをツアー形式に視察し、意見交換をしたところ、たくさんのご意見いただきました。その中のご提案を質問したいと思います。

三次ゆりか
三次ゆりか

路上喫煙マップの作成と、既存である路上喫煙マップもありますが、その作成と周知について、また多言語、日本語、英語、中国語での注意喚起看板の設置について。これらの提案についての区のお考えをお聞かせください。

環境保全課長: まず、 喫煙場所の周知でございますけれども、潮、辰巳、新木場の各駅前の喫煙所につきましては本部のホームページに掲載しております。 また一部の喫煙所につきましては、重点禁煙地区マップがございまして、そちらの方に掲載して周知を行っているところです。

なお、民間で設置した喫煙場所につきましては、構造上、タバコの煙が流れ出て受動喫煙に関する苦情、相談等が寄せられた場所もあることから、区としてはホームページ等での周知は現在行われていないという状況でございます。

環境保全係長
環境保全係長

望まない受動喫煙が発生しない民間の喫煙場所につきましては、区での周知に御協力可能かどうか、そちらについて逐次確認しまして、どのように周知が図られるかどうかにつきまして引き続き検討したいと考えています。

またポイ捨て禁止看板や歩きたばこ禁止等の多言語化でございますけれども、現在、歩きたばこ禁止等のポスターや路面シートにつきましては、インバウンド等の対応のためにすでに対応しているところでございます。

ポイ捨て等の看板につきましては、条例設定当初の古い看板のものは、日本語の初期のものが残っているものございますけれども、看板の設置に合わせて多言語表記が追加できるよう検討したいと考えです。

三次: 検討お願いします。 こちらも意見交換で出たご意見、提案をひとつさせてください。世の中ではDX化が進み、様々な場所でポイントと交換してくれる事業が非常に増えました。 私もポイントを貯め、コンビニでの支払いがポイントで出来た時はとても感動しました。

その仕組みと同様、JTなどと協力してポイ捨て防止も兼ねて吸い殻を集めて交換すると、タバコを買う時のポイントにできないかというご提案でした。タバコを安く買えるようになるのであれば、ポイ捨ても減るだろうし、喫煙者が吸い殻のゴミ拾いをしてくれることになるのではないかと考えます。この提案は物理的に可能だと考えますが、区の見解をうかがいます。

環境保全課長: 街の美化推進につきましては、区民、事業者等の皆様とも共同して行っていく必要があるものと認識してございます。

吸殻等を収集したポイントによるたばこ購入に際してですが、たまるといったものにつきましては、アプリを活用したイベント等での事例については認識しています。ただ、付与につきましては、付与の対象やその方法、実施時期とかポイント還元の方法とか、付与自体の会計上の取り扱いとか、いくつかの課題があるものと考えておりますので、

環境保全係長
環境保全係長

先進自治体の事例等を参考としながら、費用対効果を含めて導入の必要性について慎重に検討したいと考えています。

三次: 課題はそれぞれあると思います。ひとつひとつを議論して解決いただいて、実行してほしいと思います。タバコを吸いたいけど吸えない環境になってしまうというのは、喫煙者の方々の気持ちを考えると良くないというふうに思いますし、タバコ税も減少してしまいます。タバコの煙が嫌いな人も安心して過ごせる江東区を望んでおります。意見交換の中では、「飼い犬の散歩中に、ポイ捨てされた吸い殻を犬が食べそうになったことがある」と数名の方からご意見も出ました。

三次ゆりか
三次ゆりか

江東区では動物、わんちゃんを飼われている方が多いので、動物と人の健康を考慮し、今後もしっかり対応していただきたいと要望します。全力でこの事業を応援したいと思っておりますので、よろしくお願いします。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事